被曝による寿命

国立がん研究センターによる放射線被曝の研究成果

次の表は、国立がん研究センターの研究成果の結果である『放射線によるがんのリスク』である。

このデータを元に、放射線による寿命を試算する。

被曝量1000mSvあたり、がん化率が1.5倍ということで、次の設定条件で、
(1)がんの死亡率は30%。
(2)寿命は80歳。
(3)子供の感受性は大人の5倍。
次の計算を行う。

この表が、正しいことは、7000mSv以上の被爆で100%死亡するという事でわかる。
寿命の年齢が、負の値になった時点で、100%死亡するという事である。
この表で驚愕なことは、福島県の多くの子供が20mSv/年の被曝をしており、 20mSv/年の被曝が長期にわたり、25年間で大人になる頃は、 500mSvの被曝になり、寿命が50歳になるという事だ。
200~300mSvの被曝(2.5mSv/年~3.75mSv/年)では、関東の多くの子供が対象となり、 65歳の年金の歳にとどかなくなる。
風評被害教の全国で内部被曝を仕向けることにより、 年金問題が片付くとでも考えているのかね、偽政者達は・・・
このことは、国立がん研究センターの研究成果に基づいているので、 真実に近い計算と思う。

大人の年間ごとの放射線被曝による寿命

大人の年間ごとの放射線被曝による寿命を計算する。

1mSv/年の大人の寿命は、赤線と黄線の交点の横軸の値となり、79歳となる。
20mSv/年の大人の寿命は、青線と黄線の交点の横軸の値となり、64歳となる。

子供の年間ごとの放射線被曝による寿命

子供の年間ごとの放射線被曝による寿命を計算する。

1mSv/年の子供の寿命は、赤線と黄線の交点の横軸の値となり、75歳となる。
20mSv/年の子供の寿命は、青線と黄線の交点の横軸の値となり、36歳となる。

放射線による被曝ということ

国立がん研究センターでは、『がん化率』などという分かったようで、実はよく分からない数値を使っている。
喫煙者と比べて、がんになりやすいか否かという程度にしか分からない。
『100人中何人死ぬ』と言ったほうが分かりやすいし、さらに『寿命が何年』と言ったほうが分かりやすい。
がんになって死ぬ確率が分かっているならば、寿命も計算できるというのが本稿の趣旨である。
政府は、20mSv/年という放射線技師などの専門家でも許されない被曝を許容した。
80歳まで生きたとしたら、1600mSv被曝する。
致死量7000mSvで1600mSvという数値が、どんなものかというのはサルでも分かるだろう。
100mSvが閾値でそれ以下は問題ないから、20mSv/年は問題ないなどというのは、詭弁である。
なぜなら、100mSvというのは時間の単位がついていないので、一瞬で100mSvを被曝する意味で、それと、20mSv/年というのは比較のしようがないのである。
それならば、20mSv/時、あるいは、20mSv/秒、常に被曝していても良いのかということになる。
一生涯100mSv以上の被曝を許さないとして、1mSv/年の放射線被曝許容量を決めているのである。

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