トリチウムは濃縮しないはずですが、原発、あるいは、再処理工場で、トリチウム水蒸気を大気に放出して、その直後に凝集して霧滴の形で漂っていれば、薄まらないままの高濃度のトリチウム水がそのままの形で、 ホットパーティクルとして人の肺に入ることがあります。

また、その霧滴を、植物が取り込めば、希釈しない高濃度のトリチウム水を原料とした有機化合物（糖分，タンパク質など）の作物が出来ることになります。

原発、あるいは、再処理工場で放出されるトリチウムで、高濃度のトリチウムに被曝する可能性と、高濃度の有機結合型トリチウム作物、あるいは、それを加工した高濃度の有機結合型トリチウムの食べ物が存在する可能性を示しました。