放射線被曝

『線量限度の規定はない』について 放射線被曝

『線量限度の規定はない』について

『政府の放射線障害の防止に関する法令 』 の公衆被曝が『線量限度の規定はない』と変更されています。 以前は、『ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え (09-04-01-08)』の『表2』のようにはっきりと1年に1mSvと書かれていました。 どのようにして変更されたのかは『放射線被ばく…
トリチウムの健康被害の検証 放射線被曝

トリチウムの健康被害の検証

◀ 六ケ所再処理工場の放射能汚染 前の記事『六ケ所再処理工場の放射能汚染』より、アクティブ試験により年間13名の小児がん罹患者がでるという結果から、トリチウムの健康被害を検証してみたいと思います。 全被害予想 『使用済燃料棒は毎年1000トン、もう保管場所がない』より日本の各原発に保管されている使用…
六ケ所再処理工場の放射能汚染 放射線被曝

六ケ所再処理工場の放射能汚染

六ケ所再処理工場の使用核燃料の受入数と、青森県の小児がんの罹患数が深い相関関係にあることを説明します。 データの収集 『罹患数』は、青森県がん情報サービス - 統計データ・資料集の『青森県小児がん等がん調査事業報告書(平成27年度) 』の11ページの下にある合計から得られます。『受入数』は、日本原燃…
日本の人口ピラミッド2019 放射線被曝

日本の人口ピラミッド2019

チェルノブイリ原発事故の周辺国もチェルノブイリ事故当時、その国の政府の統計操作のせいか不自然な増加が見られましたが、それも10年以上では隠しようもありません。日本もそうだとすれば、0~9の帯はもっと急になっているものと思われます。現状でもはっきりと福島原発事故による放射能線の健康被害がわかります。0…
低線量被曝の健康被害 放射線被曝

低線量被曝の健康被害

世界には、大地から高線量の被曝を受ける地域があり、最大10msv/年程度の被曝があるといいます。一方福島原発周辺の放射線被曝は、地面に降り積もったセシウムによるものです。何が違うのかというと世界の高線量地帯の被曝は、大地から直接放射線を受けているのに対して、福島では地面にばら撒かれたセシウムからの放…
チェルノブイリの長い影 放射線被曝

チェルノブイリの長い影

衆議院のホームページ『衆議院チェルノブイリ原子力発電所事故等調査議員団報告書』に、『 チェルノブイリの長い影 』というチェルノブイリ原発事故の報告書があります。 胎児への影響 『 チェルノブイリの長い影 』の77ページから、胎児への影響が書かれています。ウクライナでは、5msv/年の被曝許容値で規制…
人口ピラミッドに見る被曝の影響 放射線被曝

人口ピラミッドに見る被曝の影響

人口統計上の大惨事などという文を見てもしやと思い世界の人口ピラミッドを見るサイトを調べてみるとすぐに分かりました。チェルノブイリに近い国の人口ピラミッドはえぐれているのです。子供が生まれてこない、子供、胎児が強く影響を受けています。 1986年のチェルノブイリ原発事故を各国の人口ピラミッドから見てみ…
放射能汚染の実態 放射線被曝

放射能汚染の実態

前の記事[2015-01-24]で、 青森県の小児がんの動向から、六ヶ所再処理工場による放射線被害が証明できることを示しました。 前の記事から1年分のデータが追加され、小児がんの罹患数と使用核燃料の受け入れ量(=使用核燃料の処理量)に強い相関関係が見られたので、ここに報告します。 1.青森県の小児が…
放射線被害の証明 放射線被曝

放射線被害の証明

1.六ヶ所再処理工場の被害 次の表は、青森県がん情報サービスの『青森県小児がん等がん調査事業報告書(平成26年2月集計分)』の9ページ目の内容です。 青森県小児がん等がん調査事業報告書(平成26年2月集計分)平成23年は、3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生し、福島第一原子力発電所のメルトダウンし…